お昼寝させる時間、どう決めてる?
赤ちゃんを寝かしつける時間に悩んだことはありませんか?
SNSや育児本には平均的な「活動時間」が記載されていますが、特に退院直後、生後0か月の頃、息子は平均的な活動時間通りに寝てはくれませんでした。
はじめての育児で右も左もわからない中、「新生児は寝てばっかりだよ」と聞いていたのに、息子の寝かしつけタイミングは全くつかめず寝ないまま4時間も経ってしまったことも。ちょうどごはんを作って温かいうちに食べようとしていたのに、椅子に座った瞬間「ふぇっふぇっ」と声が聞こえ、がっくりしながら抱き上げたことも何度もあります。
私自身まだ身体が本調子ではなく大好きな外出もできず、慣れない夜間3時間ごとの授乳に疲れていたこともあり、「これ、いつまで続くの?いつか寝てくれるようになるの?」と心から笑顔になれない日々が続いていました。
もし、今同じように悩んでいる方がいれば、そのつらい気持ちの出口はそう遠くなくやってくるよ!大丈夫だよ!と声を大にして伝えたいです。
わが家の場合は生後1か月半頃から、統計的な数値ではなく息子自身の活動時間がなんとなくわかってきました。寝かしつけの環境も整え、うつ伏せ寝でも見守れるようになったことで、3か月すぎからはお昼寝回数も夜の睡眠も安定しました。4か月の睡眠退行が半月ほどありましたが、その後はまた平和な日々を過ごしています。
とはいえ、現在進行形でくるしい時は「いつかは終わるとわかっていても今がつらい」「うちはいつ楽になるの?」という気持ちだと思います。
そこで今回は、わが家で実際に記録していた0〜6ヶ月の育児ログをもとに、「活動時間(=前の睡眠から起きていた時間)」のリアルな平均値を月齢ごとにまとめてみました。どんな状態を楽しいと感じるか、つらいと感じるかは人それぞれですが、わが家のデータがどなたかの参考になることを祈って公開します。
「活動時間」について
赤ちゃんの「活動時間」とは、赤ちゃんが目覚めてから次に眠るまでの時間のこと。
活動時間が短すぎるタイミングで寝かせようとすると、赤ちゃんは疲れておらず寝るスイッチが入らないため、寝つきが悪くなることがあります。また、活動時間が長すぎても疲れすぎてストレスホルモンが分泌されてしまい、眠いのに上手く寝付けず寝ぐずりの原因になると言われています。
このため、ちょうど良いくらいの活動時間で寝かしつけてあげることがスムーズな寝付きや夜間の睡眠の安定につながります。
わが家の活動時間目安(月齢別)
まずはこちらが、わが家の月齢別活動時間目安です。
この目安をベースに、「起きた時間+活動時間=次の寝かしつけタイミング」としてスケジュールを組んでいました。
月齢 | 活動時間目安 |
---|---|
1ヶ月 | 1時間 |
2ヶ月 | 1時間15分 |
3ヶ月 | 1時間30分 |
4ヶ月 | 1時間45分 |
5ヶ月 | 2時間 |
6ヶ月 | 2時間15分 |
※生後0か月については統計的な活動時間よりも前に息子が泣いてしまっていたり、毎回活動時間を意識すると疲れてしまったので記載していません
しっくりくる活動時間目安を見つけるまでの経緯を簡単に。
まず、わが家では出産前にこの本を購入して、睡眠環境の整え方などの基本的な睡眠の知識を学びました。わが家は結局、「ねんねトレーニング」と呼ばれるような短期集中の寝かしつけトレーニングはしていないのですが、この本の1~4章は何度も読み返してリズムと環境を整えました。
中には月齢ごとの活動時間目安も書いてあるのですが、その時間ピッタリに寝かしつけても息子はなかなか上手に寝られず。少しずつ時間を伸ばしたり色々と試してみたところ、息子は平均的な時間よりも少し体力があるタイプだったようです。
生後1か月半以降は、活動時間を目安にベッドに連れていくと割とスムーズに寝られることも出てきました。もちろん上手く寝られないこともたくさんありましたが、そんな時の具体的な対処法についてはこちらの記事もご覧ください。
その後も、「活動時間の目安になったけど全然元気そうに遊んでるな」「活動時間通りにベッドに連れて行ったけど、なんとなく寝づらいかな」と思うたびに少しずつ活動時間を伸ばしていきました。
実際はどうだった?リアル活動時間の平均(月齢ごと)
そして今回記事を書くために、リアルな「睡眠と睡眠の間の時間」=「実際の活動時間」の月齢別平均値も集計してみました。表に青の列を足しています。
月齢 | 活動時間目安 | 実際の平均活動時間 |
---|---|---|
0ヶ月 | ー | 1時間20分 |
1ヶ月 | 1時間 | 1時間26分(+26分) |
2ヶ月 | 1時間15分 | 1時間11分(-4分) |
3ヶ月 | 1時間30分 | 1時間28分(-2分) |
4ヶ月 | 1時間45分 | 1時間38分(-7分) |
5ヶ月 | 2時間 | 1時間58分(-2分) |
6ヶ月 | 2時間15分 | 2時間17分(+2分) |
※特に生後1-3か月はこま切れ睡眠も多かったため、15分以下のデータは省いて集計しています
実際のログを振り返ると、とっても面白いです。やっぱり寝かしつけに悩んでいた自覚のある生後0-1か月に関しては、目安にしていた活動時間よりも実際の平均活動時間が長いことが分かります。
「このくらいで寝てくれるかなー」と思ってベッドインしている時間よりも長く起きているので、「なかなか寝てくれない」という気持ちになっていたんですね。
統計的には生後0か月の赤ちゃんの活動時間は40分ほどだそうで、息子は1日の合計睡眠時間は統計的な平均と同じくらい眠れていたので、1回の睡眠が長くて活動時間が長めのタイプだったのかもしれません。
もちろん、単純に私たち親が寝かしつけ下手だった可能性もあります。笑
赤ちゃんに合った活動時間を見つけることの大切さ
私にとって、息子の睡眠に関する悩みやその解決策を練ることは、「子育ては教科書通りにいかない」という当たり前のことを実感した一番初めの出来事でした。
わが家のように月齢の平均よりも長く起きていられる子もいれば、短めの活動時間でこまめに眠る方が落ち着く子もいると思います。
「〇分たったから寝かせなきゃ」「統計的には〇分で寝るって書いてあるのに、どうしてうちは寝ないんだろう」と焦ったり笑顔をなくしてしまうよりも、「息子の場合はどうだろう?」と様子を見ながら世界でひとつだけの息子の取扱説明書を完成させていくような気持ちでいること、そしてそれを楽しむことが、結果的に毎日を楽しく過ごせる近道だったように思います。
今回改めてデータを振り返って夫とも共有し、たった半年前のことですが、「あの時は大変だったね!」「確かにこういう状況なら上手くいかないよね!」と笑顔で振り返ることができました。
当時は本当につらい気持ちだったのに、今思い出すと充実感さえあるのはなぜなんでしょう。人間って面白いですね。
今、寝かしつけがうまくいかなくて悩んでいるママがいたら、統計的な平均はあくまで参考にして、微調整しながらたまには無視しながら、気楽に過ごしていきましょう。
ギャーギャー泣いてしまった時の絶望感、本当によく分かります。そういう時は、もう写真や動画を撮ってカメラマンになりましょう。いつか本人と見て笑いあえるはず。
この記事を最後まで読んでくださって、ありがとうございました!
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毎月、データで振り返る育児ログを付けています。今回の記事では活動時間に関してフォーカスしましたが、一日の合計睡眠時間をはじめ、セルフ入眠率なども見える化しまとめていますので、よろしければ併せてご覧ください!
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