【季節別|赤ちゃん寝室環境まとめ】温度湿度と服装で夜泣き&早朝起き対策

【季節別|赤ちゃん寝室環境まとめ】温度湿度と服装で夜泣き&早朝起き対策

この記事では…
季節ごとの息子の睡眠環境(温度と湿度、服装)についてまとめました。冬は寒くて乾燥し、夏は蒸し暑い日本の住環境で子どもが寝やすい環境をつくるには、季節ごとにアプローチを変える必要があります。でも、初めての子育てではわからないことばかりで戸惑いますよね。この記事が、同じように子育てに奮闘されている方の参考になりますように。

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はじめに|1年中目まぐるしく変化する寝室環境

息子が産まれたのは、暑い夏が終わったばかりの秋の入り口でした。
退院したばかりの頃は室内も屋外も過ごしやすい天候で、寝室の温度や湿度も赤ちゃんの睡眠にぴったりの環境。「特別なことはしなくても大丈夫かな」とのんびり考えていました。

ところがその後1か月も経たないうちに、大人でもノドの乾燥が気になるように。ベビーモニターの湿度計で寝室を確認すると、湿度は35%。「赤ちゃんの快適な睡眠環境は、湿度40~60%らしい!乾燥していると、体調崩しちゃうかも」と慌てて加湿器を買いに行きました。
この後も、冬に温度が下がりすぎて寒くなってしまったり、春先には息子が朝5時に汗だくで起きるようになってしまったり。息子の睡眠がいったん安定しても、1年中目まぐるしく変化する日本の気候に合わせて睡眠環境はどんどん変化してしまいます

しかも、子どもは大人よりもずっと暑がり。大人が「まだ春先だから肌寒いな」「だいぶ涼しくなってきたからクーラーやめようかな」なんて思っていても、息子の体感温度は全然違うことが多いです。
このため、わが家では大人の体感ではなく、しっかり温度計湿度計の表示を見ながら調節するように心がけています。

息子が産まれてから季節がひと巡りしたタイミングなので、この記事では1年間の寝室の温度湿度調整と服装についてまとめていきます

新生児からの寝室環境や就寝ルーティンについて、愛用アイテムなどはこちらの記事にまとめていますのでご興味あればご覧ください。

わが家の寝室環境のベース
居住地:東京都内、マンション(気密性高め)
使用寝具:レギュラーサイズのベビーベッド+スリーピングバッグ(掛け布団などはなし)
温度調節:寝室用エアコン(ドライ、風よけ設定あり)
湿度調節:気化ハイブリッド式加湿器

【春秋】赤ちゃんにとって心地よい寝室環境

赤ちゃんにとって心地よい寝室は、温度と湿度がこの範囲に収まっている環境です。

  • 温度:19~23℃
  • 湿度:40~60%

あとは少し服装を調整するだけでOK。短いですが、日本の春や秋はこの環境になりやすく、わが家も比較的何もしなくても息子が心地よく寝てくれていました

そしてもう一点重要なのが、寝る時の服装についてです
特に低月齢の赤ちゃんに関しては窒息のリスクがあるため、掛け布団など顔にかかってしまう可能性のある寝具をベッドに入れるのは危険です。このため、わが家ではこちらのスリーピングバッグを愛用しています。

こちらのスリーピングバッグは生地もとっても心地よく、低月齢の時はモロー反射を防ぎ月齢が上がってくるとベッドの柵に脚が挟まるのを防ぐなどメリットはたくさんあるのですが、TOGの表示があることもありがたいポイントです。
「TOG(Thermal Overall Grade/トグ)値」は、スリーパーの“あたたかさ”の目安。数字が大きいほど保温力が高く、冬は高め、夏は低めのものを使うと快適に過ごせます。

エルゴポーチのスリーピングバッグには主に3種類あり、0.2TOGは夏用、1.0TOGは春秋用、2.5TOGは冬用です
息子は寝る時、基本的に長袖肌着(ロンパースタイプで足は素足)とスリーピングバッグをパジャマにしており、春秋の間は室温が19~20℃の比較的涼しい時は1.0TOG21~23℃の比較的暑い日には0.2TOGを着ています。エルゴポーチは生地が柔らかく、赤ちゃんの肌に当たる部分がとても気持ちいいので、肌着の上に着せても安心です。

温度、湿度、服装は記事の最後に画像でまとめていますので、お急ぎの方はそちらをチェックしてくださいね!

【夏】5~9月ごろ|温度24℃以上、湿度60%以上

夏はもちろん暑くなるのですが、息子が暑すぎて寝汗をかきはじめるのは、大人が思っていたよりもずっと早かったです。わが家では4月の中頃、夜間に寝室が24℃を超える日が出てきました
ちょうどその頃、息子が3日連続で朝の5時に目覚め、授乳しても再入眠できず、抱き上げてみると汗だく。ただ、親はまだ「暑い」と感じるほどではなく、長袖を着て寝ている時期だったこともあり、息子の体調が悪いのではないかと疑っていました

ただ、様子を見ていても咳や鼻水もなく、本人はいたって元気そう。もちろん、熱もありません。
そこで、一度エアコンのドライを「弱」設定にして運転したまま就寝してみることに。ドライをつけると室温は24℃から22℃程度に下がりました。そしてこの後、息子は朝7時の起床時間まで夜通し寝をしてくれたのです。

朝抱き上げてみると、前日までの火照った暑さもなく、髪の毛も汗で貼りつくことなくサラッとしていて、本人の機嫌も良好。翌日以降も同じ設定で寝かせてみると、なんと2日連続で夜通し寝してくれました。
ここでようやく、夫と私も「暑くて寝づらかったんだ!」と気づくことに。その日からは室温をチェックしながらエアコンを調節して、夏の間はエアコンありで快適に寝てくれています。

ちなみにエアコンのモードは、冷房でもドライでも室温が23℃以下になればどちらでも良さそうです。わが家は湿度も60%以上になってしまうことが多いのでドライにする日が多いですが、ドライに設定しても湿度計は60%台のことが多く、十分な除湿はできていません
息子は湿度が少し高くても、温度が快適であれば問題なく寝られているため、いったんこのままで過ごしています。

調節後の室温は21~23℃になることが多いので、服装は長袖肌着と0.2TOGのスリーピングバッグの組み合わせにしています

【冬】11~2月ごろ|湿度40%以下

わが家の冬の湿度調整は、こちらに頼りっきりです。湿度設定ができ、自動で設定湿度になるように調節しながら運転してくれるので、一度電源を入れてしまえば細かくチェックしなくても良いところがとても気に入っています
また、お手入れが簡単かつ消耗部品の交換も簡単なので、安心して長く使えそうなところも高ポイントでした。気化ハイブリッド式なので本体が熱くなることなく、子どもが成長して動くようになっても安心ですよ。

温度はできる限り服装で調節し、暖房は使っていませんでした。自分自身が暖房のきいた部屋の乾燥した感じが苦手で、なかなか使う勇気がなかったのが理由です。
ただ、真冬は就寝前のルーティン(絵本を読んだりミルクを飲んだりします)も寒いので、寝る直前まで暖房をかけて23℃くらいにしておいて、消灯の時に暖房も消す、という流れにしていました。

服装としては、17~18℃くらいの時は長袖肌着と2.5TOGスリーピングバッグ、16℃以下に下がる時は、長袖肌着の上にもう一枚コンビ肌着やロンパースを着せた上で2.5TOGスリーピングの組み合わせ。
真冬は起きた時に手を触ると少し冷たいこともありますが、胸やお腹など体幹部分が暖かければ問題ありません

まとめ|季節別!赤ちゃんの寝室の温度湿度&服装

以上、息子の季節別の寝室温度、湿度と服装をご紹介してきました。
記事の内容を表にまとめましたので、ぜひ保存しておうちでも試してみてください

季節別まとめ|赤ちゃんの寝室の温度湿度&服装

赤ちゃんは寝室環境を整えてあげるだけでとっても寝やすくなる!」そして「私たちが思っているよりもずっとずっと暑がり」だということを、息子で実感しました。
この記事が、今お子さまの睡眠で悩んでいるママの参考になればとっても嬉しいです。

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毎月、データで振り返る育児ログを付けています。今回の記事では睡眠環境にフォーカスしましたが、息子のリアルな一日の合計睡眠時間をはじめ、セルフ入眠率なども見える化しまとめていますので、よろしければ併せてご覧ください!

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