【生後6か月】息子とはじめての飛行機旅|事前準備リスト

【生後6か月】息子とはじめての飛行機旅|事前準備リスト
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はじめに|飛行機旅行、何を準備すればいい?

赤ちゃんを連れての飛行機移動、楽しみな反面、不安も多いですよね。
わが家は生後6か月ではじめて、息子を連れて飛行機に乗り夫の実家へ帰省することに。行ってみて学んだこともたくさんありましたが、事前準備を整えておいたことで4泊5日をしっかり楽しんで過ごすことができたと思います

この記事では、わが家が実際に体験して「これは事前に準備しておいてよかった!」「これはやっておけばよかった…!」と感じたことを中心に、子連れ飛行機旅行のポイントや、移動中・滞在中の過ごし方便利だったアイテムなどをご紹介します。記事の最後には持ち物とポイントをまとめたチェックリストを掲載していますので、これから飛行機での旅行や帰省を計画されている方の参考になればうれしいです。

他にも、息子と行った旅行について持ち物リスト旅行記、自宅以外の睡眠環境についてもまとめています。
もしもご興味ありましたら、こちらも併せてご覧ください。

事前予約チェックリスト

まずは、出発前の予約が必要な3点です。それぞれポイントをまとめていきます。

  • 航空券
  • 自宅↔空港の移動手段(車なら駐車場、タクシー、バスなど)
  • 空港↔滞在先の移動手段(わが家はレンタカー、チャイルドシート付)

① 航空券

一般的に、国内線は3歳未満国際線は2歳未満が幼児扱いとなり、子ども用の航空券を購入することなく無料で飛行機に乗ることができます。この場合、同伴者の膝の上に乗ることが前提なので、子どもの座席はありません。

基本な国内移動の時間であればバシネットは不要かと思いますので、航空券はネット予約が利用できます。普段からANAを使っており今回もアプリで予約しましたが、順番に入力していくと子ども人数や情報を聞いてくれるので指示に従って行けばOK。簡単でした。
ちなみに国際線などで移動時間が長いフライトの場合は、バシネット(取り付け式の赤ちゃん用簡易ベッド)を利用できる席が良いと思います。この場合はネット予約ができないため、航空会社に電話してチケットをおさえる必要があります。

また、機内ではおもちゃをプレゼントしてもらえるサービスがあり、往路はしましまぐるぐるのANA特別バージョンの絵本(素材はペラペラ)、復路はパズルをいただきました。パズルの方は、もう少し大きい子向けかなと思います。

② 自宅↔空港の移動手段

自宅から空港、本来は車で行きたかったのですが、連休は羽田空港の駐車場予約が激戦。今回気合が足りず負けてしまいました。
気を取り直してタクシーを予約したのですが、以前から利用していたアプリ「GO」がとても便利になっており、感動したので少し詳しくレポートします

まず、「AI事前予約」を使うことで7日前から15分前までタクシーを予約でき、空港から、もしくは空港への移動の場合は定額料金が勝手に適用されるそうです。
一点だけデメリットは、空港からどこかへ行く場合(今回で言うと帰りの空港→自宅)はAI予約が使えないこと。その内機能改善されることを期待していますが、空港はお客さん待ちのタクシーもたくさんいるので今回は問題なく呼ぶことができました。

このため、往路はAI事前予約で自宅から空港までのタクシーを予約、復路は事前予約はしなかったものの荷物を受け取ってすぐ「今すぐ呼ぶ」を指定し、どちらもGOで簡単に定額タクシーの利用ができました
予約・迎車・支払の操作がすべてスマホ完結なので、息子のお世話で頭も手もいっぱいの中でも最小限の労力で対応できました。ここ数年の配車システムの発展はすごいですね。

空港↔滞在先の移動手段

夫の実家付近は車移動が基本なので、今回はチャイルドシート付のレンタカーを借りました。(これまで夫婦2人だけで帰省するときは義両親の車に乗せてもらっていたのですが、4人乗りのため)
いつものチャイルドシートと違うので息子が泣いたりしないか少し心配していたのですが、乗せて5分で爆睡してくれました。

レンタカー備え付けのチャイルドシートはキャノピー無しの場合が多いと思うので、日よけにこちらのカーテンを持っていくと良いと思います。わが家では普段は自宅の車の後部座席につけているのですが、小さくたためて取り付けも簡単なので旅行時のレンタカー用にもおすすめです。

事前計画チェックリスト

そして、こちらの3点は事前に当日を想定して計画しておいた方がよいと思ったポイントです。

  • 遊び方(移動中)
  • 食べさせ方(移動中・滞在先)
  • 寝かせ方(移動中・滞在先)

詳細は後述しますが、わが家はミルク/食事/おむつに関しては移動中の分だけを持参し、あとは現地調達にしました。事前に義実家に購入をお願いしたのはチェアベルト、粉ミルク缶、おむつ、シーチキン水煮缶です。
それぞれ詳しく振り返ります!

① 遊び方(移動中)

行きは3.40分寝てくれたこともあり、その前後はおもちゃを渡したり座席のモニターで子ども向けの動画を流したりすることで無事平和に到着。国内線なのに座席にモニターが付いていたのが幸運でした。かなり心配していたのですが、拍子抜けした記憶があります。
お昼寝時間が上手くフライト中に重なったことと、座席モニターがポイントでした

ただし、帰りはちょうどお昼寝と時間がずれてしまい、ちょうど飛行機に乗り込むときにお昼寝から起きた息子。これだとフライト中は寝ないんだよな…とドキドキ。
結果的に不安は的中して、帰りは結構騒がしくなってしまいました。ずり這い大好きなタイミングの赤ちゃんが、飛行機の中でまとまった時間じっと静かにしているのは結構大変ということを再認識

仰向けになるのも嫌がるので、夫と交代で膝に座らせたり、夫婦で膝を連結させ、その上にうつ伏せで寝かせたり。おもちゃも4種類ほど持っていき渡していましたが、月齢的にすぐ落としちゃうんですよね
そんな中でも結構長時間持ってくれて、普段のベビーカー移動などでもとてもお世話になっているこちらの歯固めは活躍してくれました。

色々工夫はしたのですが、やはり長時間狭い空間で動き回れないので本人も飽きるようで、「うーうー」と不服そうに唸ったり、(眠くないのに)私に寝かされそうになって怒って泣いたりしてしまいました。
息子にも周囲の方にも「ごめんなさい…!」と思いつつ何とかフライトを乗り切りましたが、次回からは改めて移動中の昼寝タイミングやおもちゃ選定を工夫しよう、と心に決めました

② 食べさせ方(移動中・滞在先)

空港での食事とミルク

今回羽田空港を利用したのですが、空港内はベビー向けの設備がひと通りそろっており数も多く、至れり尽くせりな印象でした。至るところにベビールームがあり、授乳室やおむつ替え台はもちろん、レンジと給湯器も完備。
また、手荷物カウンターや自動手荷物預け機の周辺、保安検査場を抜けた後の通路にも、大きめの荷物を載せることができるベビーカーが用意されていました。

私たちは空港で飛行機を待つ時間に息子の食事を済ませたのですが、ベビールームのレンジで食事を温め、搭乗口付近のベンチに座って息子をベビーカーにのせたまま食べさせました
ベビールームから搭乗口が近かったこともあるのですが、準備から後片付けまでとってもスムーズに完了。そのあと、搭乗ゲートを通るところまでベビーカーを使わせてもらえました。

また、ミルクに関しては移動中の分だけ、持ち運びの楽な「ほほえみ」のキューブタイプを持参しました。息子、ごはんのないタイミングは1回に240ml飲むので、40mlごとのこのブロックがぴったりなんです。
狭い空間で少し焦っていても、キューブタイプならこぼしたりするリスクが少なく安心でした。

義実家での食事

義実家に着いてからは、基本はキッチンを少し間借りして自分たちで息子の食事を調理させてもらいました
エネルギー源は5倍粥を炊き、小分け冷凍。たんぱく源は事前に買い置きしてもらったツナの水煮缶をほぐしてそのまま使用。最後にビタミン/ミネラル源は野菜をいくつか分けてもらい、レンチン&ミキサーでペーストにし小分け冷凍。

献立は毎日似たり寄ったりではありましたが、自宅からオートミールのおかゆと鶏レバーのパウチを持って行っていたので、こちらも織り交ぜて献立にバリエーションを出すように工夫していました

そして何より助かったのが、義実家にお願いして購入しておいてもらったチェアベルトです。
自宅では息子用のハイチェアがあるので落ち着いて食事ができていますが、子ども用チェアがない場所でもしっかり座って食べられるようにサポートしてくれる優れもの。こちらを利用して、義実家では息子は大人用の椅子に座ってパクパクごはんを食べてくれました。

使ってみて特に重要だなと思ったのは、(1)肩ベルトがしっかりしており抜け出しにくく姿勢を保ちやすいこと、(2)椅子に掛ける部分のベルトが長くつけやすいこと、(3)ポリエステル素材で汚れがついた時にさっとふき取りやすいこと、(4)洗濯機で気軽に洗えること、の4点です。
色々とネットで吟味して選んだこの商品は、上記の4点がとっても優秀で、他にも滑り止め付き、収納袋付き。何よりデザインがシンプルでおすすめです。

③ 寝かせ方

移動中の寝かせ方

わが家の装備は、コニーの抱っこ紐一択でした。nunaのカドルクリックという商品も持っておりどちらの抱っこ紐を持っていくか迷ったのですが、準備時点では大きさ・重さを考慮してコニーを選びました。

飛行機で寝かせることを前提に準備段階では気づかなかったこととして、しっかりしたつくりの抱っこ紐だと部品が多く背中や腰に当たってしまう可能性があります。この点コニーは布だけでできているため、違和感を感じずに装着することができました。また赤ちゃんの乗せ降ろしが楽なので、落ち着けるところでは息子をおろしたり必要になったらすぐに抱っこしたり、取り回しが簡単にできたことも良かったです。
それぞれのご家族でお手持ちのギアがあると思うのですが、旅行時には大きさ・重さ・手軽さを重視して装備を選ぶのが良いと思います。

ちなみにコニーに関しては新商品で長さ調節のできるFLEXというシリーズがあるのですが、私はサイズ調節不可の一番シンプルなORIGINALというシリーズを使っています。わが家は夫と私に大きな体格差はないのでシェアできているのですが、体格差のある方とシェアして使う場合には長さ調節できるタイプが良いと思います

そして何より大切だと感じたのが、寝かせる「タイミング」です。月齢にもよると思うのですが、狭い場所では子どもも思いっきり遊べないので、お昼寝時間をフライト時間にかぶせるのが一番良いと思います
もちろん寝かせるタイミングをコントロールする大変さを私自身よく分かっているのですが、今回の旅行を振り返るとここに時間や頭を使うのは大事だなと思いました。

義実家での寝床

自宅以外で息子を寝かせる時には、こちらのベビー用遮光テントを使っています。今回の帰省でも家と同じように寝てくれ、義両親も驚いていました

使い方は簡単で、テントを張って中にシングルの敷布団を少し折りたたむように入れています。テントは一般的なワンタッチテントと同じ仕組みなので、1分で組み立て完了。敷布団は滞在先で借りられることが多いので、今回も義実家のものをお借りしました。準備時間は2.3分です
完全遮光ではありませんが一定以上暗い状態をつくることができ、テント全体が覆われているので布団からはみ出てしまうこともありません。ベビーモニターを設置するためのポケットも付いているので、わが家は家からモニターも持っていき設置しています。

わが家ではこのテントが旅行には外せない装備になっており、息子はこの中だと家のベビーベッドと同じように眠ってくれます。例えばホテルのワンルームの部屋でも、このテントがあれば息子が寝た後暗い中で過ごす必要なく、寝かしつけの後は大人の時間を楽しむことができています

まとめ|生後6か月赤ちゃんと行く!飛行機旅チェックリスト

最後に、持ち物とポイントをまとめたチェックリストを作成しました
今回息子との旅行で気を付けたことをまとめているので、これから飛行機での旅行や帰省を計画されている方の参考になればうれしいです。

\生後6か月赤ちゃんと行く/飛行機旅チェックリスト

今回の子連れ旅行を通じて、しっかり事前準備をしたら、あとは「想定外のことが起こる前提で気楽に過ごす!」ことの大切さを再認識しました
わが家の経験が、これから子連れでの飛行機旅を考えているご家庭のヒントになればうれしいです。家族みんなが気持ちよく過ごせる旅になりますように。

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