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【生後3か月赤ちゃん】片道4時間/3泊4日/車旅行の持ち物リストと体験記

0y3m赤ちゃんと初旅行体験記/持ち物リストつき

この記事では…
理系管理職ワーママUMOが、生後3か月の赤ちゃん連れ車旅行について書いています。メインコンテンツは、なるべくストレスフリーで旅行を楽しむための持ち物リストと波乱万丈旅行の体験記(トラブルシューティング)です。

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息子3ヶ月!初めての車旅行

生後3ヶ月にして、息子との初めての車旅行で実家に帰省をしてきました。

帰省に関しては楽しい体験談をたくさん聞いていた一方、「帰省したら赤ちゃんの体内時計が崩れてしまった」「いつもの寝床と違ってお布団でゴロゴロ動いて親は一睡もできなかった」など不安な話もチラホラ聞いていたので、今後の家族旅行の練習にもなるように私調べ万全の装備で出かけたつもりでした。
とはいえトラブルはつきもので、想定していた展開とは違うこともたくさん。旅行から戻って改めて、次回用に持ち物リストを見直したのでどなたかの参考になればと思い公開します。また、後述しますが今回は往路で大変な思いをしまして。そこで学んだ子連れ車旅行のトラブルシューティングについてもまとめていきます。

赤ちゃん連れストレスフリー旅行の持ち物リスト

今回、旅行用のカバンは家族3人で計2つ持参しました。
ひとつめは75Lの大きめスーツケース、基本的には宿泊先に着いてから開く想定で準備。もうひとつは普段から息子のお出かけ時に使っている20Lの肩掛けトートバッグで、こちらは移動中にメインで使いました。

家族の荷物は上記で十分でしたが、例えばパパとママがそれぞれ個別にバッグを持っていく場合、リュックサックやポシェットなど、両手が自由に使えて邪魔にならない小さなサイズのものがおすすめです。ぱっと赤ちゃんを抱っこしたい!車のドアを開けたい!ベビーカーを開きたい!というときに、両手と身体の前の空間が自由に使えないと不便でした。

また、赤ちゃんの寝床用装備に関しては、特に私のこだわりを詰め込んだラインナップになっています。ご家庭ごとの睡眠に対しての考え方によっては不要だと思いますので、わかりやすいようにまた、この装備の一部としてスーツケースとトートバッグ以外にも持ち物があるので、「その他」として付け加えています。
赤ちゃんの睡眠や生活リズムに関して、旅行時の寝床用装備に関しては、それぞれ別記事にまとめていますので、ご興味ある方はそちらをご一読ください。

持ち物リスト:スーツケース(75L)

1週間くらいの旅行用の大きめサイズで、片側に息子の荷物、もう片側を半分こして夫と私が使いました
今回は行き先が実家だったため私の洗面用品などはかなり少なめで済んだのと、現地調達できるような息子の荷物(オムツなど)も持ち込んだので息子の荷物は多めでした。行き先によっては息子の荷物は約半分まで削減できそうで、逆に私の荷物は増えることになりそうです。

事前にパッキングできるもの

  • 着替え:2セット+肌着予備1枚
  • ガーゼ:4-5枚
  • オムツ:泊数×10
  • おしり拭きシート:1パック
  • オムツ用ゴミ袋:泊数×4
  • ペットシート:3-4枚
  • 粉ミルク:小缶(300g)1つ
  • 粉ミルク50ml用スプーン
  • 哺乳瓶:1本
  • ベビーソープ
  • 保湿クリーム
  • 体温計
  • ベビーモニター用電源コード
  • 遮光テント

出発直前にパッキングするもの

  • ベビーモニター本体
  • ベビー敷布団
  • ベビー用防水シーツ
  • スリーピングバッグ
  • 就寝ルーティン用絵本

マークは比較的簡単に現地調達できるものです。今後の旅行の際には必要に応じて削減しようと思っています
マークは赤ちゃんの寝床用装備です。必要な方のみの持参で問題ないと思います。旅行時の寝床用装備に関してはこちらの記事をご参照ください

持ち物リスト:ペアレンツトートバッグ(20L)

普段からお出かけの際には必ず使っているバッグですがかなり余裕のあるサイズなので、少し中身が多くなっても容量は特に問題ありませんでした。
今回学んだこととしては、車旅行の移動中は非常用に缶ミルクを多めに持っていくのが一番安心できるということです。粉ミルク+哺乳瓶の方が圧倒的にコスパが良いので余裕があるときはそれで問題ないのですが、渋滞にハマったり山道を行く場合は缶ミルクが絶対安心です。普段からほほえみミルク缶にはたまにお世話になっていますが、長めの車旅行の時は心の余裕を優先するため缶ミルクに投資をしよう、と心に決めました。

事前にパッキングできるもの

  • 母子手帳ケース(マイナンバーカード/保険証/マル乳)
  • 着替え:1セット+肌着予備1枚
  • ガーゼ:2枚
  • オムツ:移動時間(h)×1+予備
  • おしり拭きシート
  • オムツ用ゴミ袋
  • ペットシート
  • 液体ミルク:移動時間(h)÷3+1回分
  • 液体ミルク用アタッチメント:移動時間(h)÷3+1回分
  • カイロ(液体ミルク温め用)
  • (粉ミルク+哺乳瓶)※上述の通り必須ではない
  • ビニール袋

出発直前にパッキングするもの

  • お湯入り水筒
  • 液体ミルク用乳首:移動時間(h)÷3+1回分
  • お気に入りおもちゃ&絵本

持ち物リスト:その他

  • ポータブルベビーサークル

マークは赤ちゃんの寝床用装備です。必要な方のみの持参で問題ないと思います。旅行時の寝床用装備に関してはこちらの記事をご参照ください

波乱万丈!3泊4日旅行記

このような持ち物リストをつくって、万全の態勢で臨んだはずの息子との初旅行だったのですが、実は往路で大トラブルが発生しました。なんと結局、3泊4日の旅程の初日は、(普段片道4時間弱のはずなのに)12時間越えのドライブをして実家に辿り着けないままホテル泊をするハメになったのです。トホホ…
これは実家が雪国にあることに起因していまして、自然の恐ろしさを改めて体感した我が家の大冒険でした。

とはいえ、そんな極限状況でも意外と平和に過ごし、翌日昼無事に実家に到着することができたと思います。

  • 息子が状況を察してくれたのか、本当によく寝てくれて起きている時もご機嫌でいてくれたこと
  • コンビニ様とPA/SA(パーキングエリア/サービスエリア)様が整備されており、トイレやお湯補充などが不自由なくできたこと
  • 旅行用の持ち物を整えていたこと

後から振り返って、今回のトラブルを乗り越えられた理由はこれらのお陰だと思います。最初の2つで90%です。息子に感謝、日本の生活インフラに感謝。

12時間越えドライブで3回の車内授乳

旅行に出たのは土曜日の朝。雪国行きの土曜朝高速道路は、スキースノボフリークで大混雑です。渋滞予想を事前によくよく確認し、出発時刻の計画を立てました。
車移動中の授乳回数は可能な限り少なくしたいので、授乳が終わってすぐのタイミングで家を出ることに。10時の授乳後、早速出発!なんと出発10分後からぐっすり寝てくれました。息子ちゃん本当にありがとう。朝寝が終わった後も眠そうでぐずっていたので、ちょうど寝足りなかったところに心地よい揺れだったのかも。

そこから2時間は順調に進んでいたのですが、ここで高速通行止めのお知らせ。雪国の宿命ですね。
そこから下道でのルートを2種類試し、どちらもダメで引き返すこと各3時間。翌日チャレンジのためにホテルをとって宿泊し(このホテルまでも2時間ほどかかりましたが…)、この日は計12時間以上のドライブでした。いやぁ、長かった。半日以上車に乗っていたのは人生で初めてだったかもしれません。

車の中で授乳すること3回。13時、16時、19時。
元々は1回の予定でしたが、予備の哺乳瓶やスティックタイプの粉ミルク、液体缶ミルクを持参しておいて良かったです。

13時はSAでお湯をいただき、粉ミルクを溶かして調乳。16時は山の中だったので、非常用の液体ミルクをカイロで温めて授乳。19時はコンビニでいただいたお湯で調乳。
通行止めが起こっているような場所でもいたるところにコンビニがある日本、本当にすばらしい。コンビニの店員さんに「赤ちゃんのミルクのためにお湯を少しください」と伝えると快くOKしていただけて、ありがたかったです。

一部繰り返しになりますが、車旅での赤ちゃんミルクまとめです。
一番便利なのは液体缶ミルク。調乳と授乳に必要なものが少ないので、非常用に数本持っていく、もしくは車の中に置いておいてもいいかも。また、SA/PAではお湯をいただけるので、スティックタイプの粉ミルクと哺乳瓶を持っていけば問題なく調乳することができます。
どのやり方にしても哺乳瓶/乳首/缶ミルクのアタッチメントあたりは(途中で洗わない限り)回数分必要になるので、少し多めに準備し取り出しやすい場所に入れておくのが吉。

ちなみに、息子はいつも19時のミルクを飲んだ後夜の睡眠に入るので19時より後の時間の授乳は必要ありませんでした。23時ごろホテルに着いた際に車から部屋への移動で目を覚ましてしまいましたが、スリーピングバッグを着せて寝床に置くと3分ほどぐずった後、授乳なしで眠っていきました。

車内で4回のオムツ替え

車旅行中、SA以外でなかなか見つけるのが難しかったのはおむつ替え台でした。道の駅や商業施設やファミレスに入れればよかったのだと思うのですが、山中での渋滞もありなかなか難しく。
そんな時役に立ったのが、ペットシート。我が家は普段家でのおむつ替えも下に敷いていますし、お出かけの時にも持っていきます。使い捨てなので汚れたらさっと捨てて帰れて、コスパもいい。少し停車さえできれば、車内にさっと敷いておむつ替えできました。

また、汚れものをいれる袋はにおいにゃい袋(中身が見えにくい白色タイプ)を愛用中。パン袋と同じ素材でできていて匂いが全く漏れず、白の半透明加工がされているので中身が目立ちません。袋の厚みもくるっと結ぶのにちょうどいい。私はSサイズを500枚まとめて買っているので約5円/枚でオムツ用のごみ袋の半分くらいの単価です。
シンプルで見た目すっきりな上にしっかりしており、生後3か月時点で200枚くらい使ったかな?というところ。新生児~Sサイズの通常オムツごみなら、1袋に4つ入ります。使い切るころにはおむつのサイズもアップしていそうなので、次はMサイズを買おうかな。

そしておむつに関しては、もし漏れてしまったら二次被害三次被害が発生して大惨事。絶対にイライラしてしまう自信があるので、少しでも落ち着いて過ごすためチャイルドシートに防水シートを敷いています。
息子は体型的に、漏れるときは基本背中漏れ。そのため背中側が長く覆われていて、かつベルトの周辺も隙間なく守れるこちらを使っています。2枚買っていつでも交換できるようにして、心の余裕確保です。

車旅でのおむつ替えまとめです。
普段からできる対策として、万が一漏れてしまった時のためにチャイルドシートに防水シートを敷いておく。台を使ったおむつ交換はSA/PAや道の駅、大きめの商業施設でできるので、まずは余裕を持ったタイミングで立ち寄れるように旅程を組むこと。ただし、ペットシートを敷いて車内でもさっと交換できるようにしておくと気持ちが楽。

最後に細かい話ですがこれから購入検討される方向けに、チャイルドシートは回転するタイプが使いやすいです。乗せ降ろしはもちろんですが、車内でおむつ交換する時はドアと逆側に回してシートから降ろせます。荷物たくさんの限られた車空間の中でも、余計なストレスを感じずお世話できました。
晴れの日の荷物が少ないタイミングでは全然気にならないことも、悪天候でものがいっぱいあると気になっちゃうものですよね。特に高価で長く使うものは、不便な時を基準に選ぶと後悔が少ないなと子育てしながら実感しています。

頼りになりすぎるNEXCOのお客様センター

最後に、ここまでとは少し経路が違う話なのですが、高速道路の最新状況確認に関してNEXCO東日本のお客様センターの対応が本当に素晴らしかった話です。
最近は少しでも応対時間を減らしてコールセンターの効率を上げるため音声案内やメッセージへの誘導が多くなっていますが、NEXCO東日本のお客様センターは一味違いました。初めに電話した際、「最新情報はNEXCO東日本さんのホームページを確認するのが良いでしょうか?」と尋ねると、「いえ、最新情報はこちらのお客様センターに問い合わせいただければと思います」との回答。それ以外にも終始こちらの状況に寄り添ってくれ、オペレーターさんが道路状況の細かいところまで把握しているところに感動。

迷惑を承知でその後も1-2時間に1回電話し続け、ホテル泊した2日目も午前中から2回電話。あるタイミングで通行止めが解除されたとの回答をいただき、早々にホテルを出発して、無事実家にたどり着くことができました。
何度も電話してしまったので毎回違うオペレーターさんが対応くださったのですが、皆さん共通してとても丁寧で最新情報を正確に把握されていて、対応品質の高さに驚きました。

NEXCO東日本お客さまセンター」で検索するとすぐに電話番号が表示されるので、高速道路エリア内でお困りの際は問い合わせてみることをおすすめします。

やっぱり旅行は楽しい>>>大変!

ここまで長くなりましたが、読んでいただきありがとうございました。
元々国内外の旅行が趣味でお休みをとってはいろんなところに行っていた夫と私。子どもが産まれたら以前のようには楽しめないかな?と不安に思っていた部分も少なからずあったのですが、フタを開けてみれば大きなトラブルに見舞われても旅行をしっかり楽しむことができました。

往路は長かったですが、たどり着いた実家は天国でしたし息子は終始とっても楽しそうに過ごしてくれました。
息子自身はまだ「旅行が楽しい!」と思える段階ではないと思いますが、両親(息子にとっての祖父母)が息子に会えて本当にうれしそうでずっとデレデレ。夫と私は美味しいご飯が食べられて、一日ぐーたらできる環境でのびのび。帰り道は「次はいつ帰ろう」「夫の実家にはいつ行こう」とるんるんでした。
息子はまだ理解していなくても、幸せそうな人たちに囲まれていればきっと楽しいはず!と思いながらこれからもいろんなところに行きたいです。

そして、日本の生活インフラって本当にすごい。ありがたい。
感謝が絶えない赤ちゃん連れ初旅行でした。

0y3m赤ちゃんと初旅行体験記/持ち物リストつき

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この記事を書いた人

理系管理職ワーママ。2024年に第1子の男の子を出産。楽しいことが大好きでちょっと日本語に厳しめなアクティブ文系夫と息子と3人暮らし。凝り性でリサーチと分析が大好きな性質を生かして、日々の生活を「より気楽に」「より素敵に」するtipsを発信しています。

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