0y5mのまとめ
生後5か月は、離乳食/補完食の開始、保育園への入園に伴う慣らし保育と、息子の生活スタイルが大きく変わったひと月でした。それと同時にずり這いが上手になり、これまではリビングの決まった場所で遊んでいたのが、ずり這いできるところならどこへでも探検していくようになりました。
動き回る息子に合わせて、極力床にものを置かないように模様替えをしたり床に掃除の頻度を上げたりと大忙しでした。
我が家では離乳食と補完食の考え方をミックスして息子の食事をスタートすることにし、開始時から1日2回食です。保育園のスケジュールに合わせて日中の授乳間隔を3時間から4時間に延ばし、起床後はじめての授乳前と就寝ルーティン前に、それぞれ食事を追加しました。
息子にとっては変化が多く適応するのが大変だったと思いますが、1週間で食事の間隔に慣れ、2週間で保育園でも上手にお昼寝ができるようになってくれました。
ちなみに、補完食というのはWHOの提唱する「母乳や粉ミルクだけでは足りなくなる栄養を補うため、通常生後6か月にはじめ23か月まで続ける食事」のことです。
補完食とは何か、どうして補完食を取り入れようと思ったのか、などは、別記事にまとめておりますのでご興味あればご覧ください。

新しい生活スタイルに慣れるための助走期間は多少あったものの、総じて睡眠も食事も大きく乱れることなく安定していました。理由の分からない泣きも少なくなり、親の顔を判別できるようになってきたのか夫や私と目が合うとうれしそうに笑ってくれるため、子育てがさらに楽しくなってきた感覚があります。
改めて、データを見ながらこの1か月を振り返りたいと思います。
1日のスケジュール
生後5か月の基本的なスケジュールは、先月までと大きく変わりました。保育園に行く平日のスケジュールをまとめていますが、主な変化はこちらです。
- 1日2回食を開始
- 日中の授乳間隔を3時間ごとから4時間ごとへ変更(これにより授乳回数が減少)
- 保育園登園開始
休日については、お出かけも多くなったので臨機応変にしています。息子の活動時間は平均約2時間に延びているのですが、土曜日は平日の疲れがたまっているのか長い朝寝をすることも多く、起床から朝寝までが2時間もたないことも多いです。

夜間授乳に関してはこれまでと変わらず、泣き声が聞こえたらまず5分ほど待ち、その後ミルクを準備して授乳。朝方5.6時台に起きて授乳した時には朝ごはん後の授乳量を減らし、その後はスケジュール通りにしています。
最近は6時台に少し寝言が聞こえても、そのまま寝たり静かにモゾモゾして7時を迎えられることも多いので、6時以降は強い泣きの場合のみ授乳しています。
データで見る0y5m
一日あたり合計睡眠時間
0y5mの1日あたり合計睡眠時間:平均 14.1 時間
└ 最大値:15.4 時間
└ 最小値:12.4 時間
1日あたりの睡眠時間は引き続き、生後2か月をピークに減少傾向です。体重増加は順調、起きているあいだ息子はご機嫌で過ごせており、就寝時間と起床時間も安定しているため、適切な睡眠時間は確保できていると思います。
最大値と最小値のぶれが大きいのは、慣らし保育の最初は保育園でのお昼寝が短くなってしまい、土曜日にそれを取り返すようにたくさん寝ていた時期があったからです。

1日あたり平均授乳回数
0y5mの1日あたり平均授乳回数:平均 5.8 回
└ 夜間授乳回数:平均 0.5 回
日中の授乳間隔を3時間ごとから4時間ごとにし、夜間授乳の回数はほぼ変化がないため、授乳回数は減少する結果になりました。
また夜間授乳の回数に関して、数字としては前月と変化なく見えますが時期により変動がありました。
生後5ヶ月の前半は、春先で気温が高くなってきた時期。このころ、息子は1週間ほど続けて毎朝5時頃に必ず一度起きていました。授乳をすると30分から1時間ほどで再入眠してくれていたのですが、モゾモゾと少し寝づらそうで起床時に抱き上げると汗びっしょり。
もしかすると暑いのかな?と半信半疑でクーラーを除湿設定でつけてみたところ、翌日から朝5時に起きることなく起床時間の7時まで寝られるようになりました。変化にこちらがびっくりです。引き続き除湿の一番弱い設定でクーラーをかけ続けたところ、その後1週間は夜間授乳0回、7時起床で過ごせました。
大人の感覚からすると、4月時点で就寝時にクーラーかけるのは早すぎると思ってしまうですが、子どもの体感温度は大人と全く違うようです。しっかり涼しくしてあげた方が、快適に朝方も眠れるのだと学びました。

※夜間:19-6時/日中:6-19時(ただし0y0mのみ、夜間:20-6時/日中:6-20時)
1回あたり平均連続睡眠時間
0y5mの夜間平均連続睡眠時間:平均 7.5 時間
0y5mの日中平均連続睡眠時間:平均 0.8 時間
日中のお昼寝は、自宅でゆっくり寝られるときは45分~2時間ほど。外出時はチャイルドシートやベビーカーで30分くらいになってしまうことも多いです。また、慣らし保育のはじめの1.2週間は保育園で長く寝ることができなかったため、保育園では15分や20分のこま切れ睡眠をとり、帰宅後家で爆睡していました。
ちなみに1回の昼寝で2時間以上寝てしまうと一日のお昼寝時間が多くなりすぎてしまう傾向にあるため、お昼寝時間が2時間近くなると寝室のドアを開け、少し光や音を入れて息子が自然に起きるよう促しています。
一方、夜間の連続睡眠時間はかなり長くなってきています。生後4ヶ月は睡眠退行があったということもありますが、数字で見ると改めて確実に成長していることを感じます。

1日あたり日中の合計睡眠時間
0y5mの1日あたり日中の合計睡眠時間:平均 2.8 時間
└ 最大値:3.8 時間
└ 最小値:1.8 時間
お昼寝の合計時間は、活動時間がのびお昼寝の回数が少しずつ減っていくのに伴い徐々に減少傾向です。
慣らし保育期間は保育園で上手にお昼寝ができないことももちろんあったのですが、息子は環境に適応するのが早いようで保育10日目に1時間半のお昼寝ができてからは、保育園での睡眠が安定しました。
1か月弱が経った今となっては、保育園に行っている日の方がしっかり眠れていて、休日は外出に連れまわされるせいで十分寝られないことの方が多いです。

セルフ入眠率
0y5mの夜間セルフ入眠率:100 %
0y5mの日中セルフ入眠率:95 %
生後5ヶ月はセルフ入眠率が昼夜通してとても高い1ヶ月間でした。
夜間に関しては19時半の就寝時も、夜中一度起きて授乳した場合の再入眠時も、授乳が終わった後にそっとベッドに置いてあげるとそのまま自分で入眠することができていました。また日中に関しても、セルフ入眠率は95%となっています。私の体感でも入眠に手こずったという記憶は全くなく、基本的にはベッドに活動時間や本人の様子を参考にしておいてあげるとするっと寝てくれるというイメージでした。
現在、息子の活動時間は大体2時間ぐらいです。
ただ、1週間保育園に行った週の土曜日は疲れているようで、起床から朝寝までの活動時間が1時間半ぐらいに短くなってしまうこともあります。逆に家にずっといた連休の最終日は、元気に動き回ったまま2時間半、3時間起きてられるようなこともありました。
とはいえ、親側の目安としては起きてから2時間ぐらいになったら注意深く息子の様子を見るようにし、寝かせるタイミングを計るようにしていました。

※ベッドに置いたら自然に入眠できることを「セルフ入眠」と呼んでいます。こちらは自宅で寝た時のみ集計対象としており、外出中の抱っこ紐、ベビーカー、チャイルドシートでの睡眠は集計対象外です
※0y0mのお昼寝はとても不規則で記録する気力がなかったため、日中のセルフ入眠率のデータはありません
0y5m 主な出来事
生後5ヶ月はここまでも書いてきた通り、初めてのことがたくさんありました。息子にとっても、生まれてから一番大きく生活が変化したタイミングだったのではないかと思います。
- リビングの模様替え完了(5m0d)
- はじめての補完食(5m4d)
- 保育園の慣らし保育期間(5m?d)
- はじめてのクーラー有り就寝(5m21d)
- はじめての保育園呼び出し(5m25d)
- はじめての右手親指しゃぶり(5m28d)
- はじめてのずり這いレース(5m29d)
- 分離不安のはじまり?(5m30d)
もちろん保育園に行き始めたことも大きく影響していますが、セルフ入眠率がほぼ100%であったことも含め、育児がまたぐっと楽になったように感じた1か月でした。
先月は睡眠退行もあり息子が産まれたころを彷彿とさせる育児の大変さを感じていたのですが、このひと月は特に体力的なしんどさというものはほとんど感じませんでした。活動時間も2時間程度になったので、外出先でお店に入っても寝ていることより起きていることが増えています。そのため、バンボのような低月齢の子どもが座れる椅子を貸してくださるお店、本当に助かっています…!
また息子の食事が始まったことも、我が家にとっては大きな変化でした。
息子がごはんを食べる姿が、こんなに愛おしくかわいいものだとは思っていませんでした。食べずに遊んでしまう時や周りを汚したときはピリッとしてしまうこともあるのですが、基本的にはつくるのも食べさせるのもとても楽しんでいます。私は根っから計画好きなので、献立を立てて食材の在庫ローテーションを組むのは、もはや趣味なのかも。
完食してくれると大喜びしたり、うまく食べてくれないと次の日に向けて改善点を考えたり、試行錯誤の毎日です。
ちなみに補完食/離乳食のお話に関しては、長くなってしまうので別の記事にまとめています。
この記事では、食事以外の主な出来事についてピックアップして振り返りたいと思います。
リビングの模様替え完了(5m0d)
動き回る息子のために家の中を模様替えし危ないものを取り除き、好きなだけずり這いができる環境をつくりました。廊下など別の部屋に繋がる扉を閉めておけば、リビング内は好きに動き回れるように整備しています。
この模様替えのポイントになったのが、PanasonicのウォールフィットテレビとIKEAのベストーという吊戸棚です。
リビングをすっきりさせるため、テレビを壁掛けにしたい!と、実はずっと考えていました。テレビボードがあると、どうしてもそこに何かを置いてしまうんですよね。コードもたくさん出ていて常にごちゃついているし、息子が遊びまわるにはあまり良い環境ではないなと。
ただ、一般的にテレビを壁にかけるための金具は石膏ボードの壁には取り付けられません。壁に補強をいれる手間も家に大きな変化を加えることの不安も、相まって億劫になっていました。
そこで見つけたのが、このウォールフィットテレビです。
Panasonicの特許技術らしいのですが、素人でも簡単に石膏ボードに設置ができます。専門の業者さんに頼む必要なく、壁に補強を行う必要もありません。我が家も夫と2人、たった20分ほどで取り付けることができました。
実際に取り付けてみると、写真のように壁から画面までの隙間がほとんどありません。模様替え後、リビングがとても広く感じられ「部屋広がった?」と夫と冗談を言い合っていました。

もちろん、デメリットもあります。
何よりも一番は、価格が高いこと。最初に価格を見た時は驚き、その後電気屋さんを回って代用品を探しましたが、我が家はどうしてもウォールフィットテレビのすっきり感や安心感を忘れられず。最終的には、腹をくくって購入を決意しました。
また、サイズは65Vと55Vの2サイズのみです。置きたい場所にちょうど良いサイズの場合は問題ないのですが、他のサイズを探していた方にはデメリットになってしまうかなと思います。
またもう一つ欠かせなかったのが、IKEAのベストーという吊戸棚です。
この商品は手を出しやすい価格で、自由ににカスタマイズした吊戸棚を自宅に設置できます。ちなみに我が家では吊戸棚として使っていますが、壁付けにせずに床に置いて使うこともできます。
戸棚本体や開け閉めする部分の扉、天板など、それぞれ好きなパーツを自分で組み合わせてプランニングすることができるので、ご自宅にぴったりのサイズの棚を簡単に準備することができます。IKEAのベストープランナーはブラウザで無料で使えるので、一度アクセスしてイメージを膨らませるのもおすすめです。
このテレビと吊戸棚のおかげで、我が家のリビングは見た目にもとても広く感じられるようになりましたし、息子がずり這いで縦横無尽に動き回っていても落ち着いて見守ることができています。
どうしても腰が重くなってしまい一歩目がなかなか踏み出せない模様替えですが、我が家は本当にやってよかったなと夫婦揃って大満足しています。(完了して1か月くらいたっていますが、1.2日に一度は「うちのリビングいいね」と自画自賛してます)まずはスマホでポチポチと、IKEAのプランナーあたりからいかがでしょうか。
はじめての保育園呼び出し(5m25d)
「保育園に入ると感染症の洗礼が持っている」というのはよく聞く話ですが、息子のはじめての呼び出しは保育園に通い始めて4週目のある日のことでした。夕方ごろ保育園から連絡をいただき、38度台の熱があるとのこと。
早めにお迎えに行っておうちに帰って体温を測ると、37.0℃に落ち着いていました。機嫌はとてもよく、そのままいつも通りに遊んで、いつも通りに夕飯を食べて就寝。翌朝も熱はなく元気で食欲旺盛だったのですが、解熱後24時間経ってから保育OKという決まりがあるため、翌日はお休みすることにしました。お休みしたものの息子は一日とても元気だったので、一緒に公園にお散歩に行ったり家で絵本をたくさん読んだりと、久しぶりの平日自宅保育を楽しみました。
今回は復職前だったので全く問題ありませんでしたが、復職後の予行演習になりました。
一度呼び出しがあると翌日は基本的にお休みすることになりそうなので、呼び出しがかかったら迎えに行ってそのまま小児科へ。必要に応じて病児保育の診断書を出していただき、これをもって翌日以降の病児保育を予約しておくと良さそうです。
分離不安のはじまり?(5m30d)
明確な境目はないのですが、ここのところ息子が分離不安を感じるようになったかな?と思うことが増えたので記録しておきます。家の中で夫や私の顔が見えなくなると、ぐずることが増えました。ひょこっと顔を出すと、満面の笑顔でずり這いしてきます。
ただ、保育士さんに預ける時に泣くこともないため、明確に「人見知りが始まった」「分離不安がでてきた」とは言い切れない状態です。自宅にいる時と車に乗っている時に、親の顔が見えないとぐずることが多くなった程度です。
0y6mに向けて
今月も振り返ってみれば一瞬でした。息子も生後半年を迎え、同時に親2人も親として過ごして半年。子どもが産まれてからいろんなはじめてが怒涛のスピードで過ぎ去っていきます。
保育園のお迎えのあと、家に帰って手洗いをするために息子を持ち上げる時、お風呂に一緒に入っている時、まだまだムチムチの息子をぎゅーっと抱きしめて、きっと今しかない感触を楽しんでいます。いつか絶対にこの時を思い出して懐かしむだろうと毎日感じています。
そういえば今月は、いないないばぁや高い高いをすると明確に喜ぶようにもなりました。
また、大好きな絵本は今もたぶん大好きなのですが、手を伸ばしてぐちゃっとしたがるので、なかなか落ち着いて読ませてもらえません。生後2.3か月の時は2人で横に並んでうつ伏せで、最後まで食い入るように見てくれていたのになぁ。
引き続き、どんどん成長する息子から目が離せない毎日です。
長い育児ログを、ここまで読んでいただきありがとうございました。
【月齢毎リンク】データで育児ログ



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