はじめに|旅行先でのねんねの不安
産前からとっても楽しみにしていた、息子を連れた3人での家族旅行。出発が近づくにつれ、色んな心配事が出てきました。
- 旅行先で息子はしっかり寝られるのか?
- もし寝られなかったらせっかくの旅行がつらい睡眠不足の思い出になってしまうかも?
- ホテル宿泊の場合、息子が就寝したら部屋の電気をつけられないのでは?
- 観光地やレストランでギャン泣きが始まってしまったらどうしよう?
考えれば考えるほど、腰が重くなってしまい旅行のプランニングも進みません。ただ、元々旅行が大好きで息子と旅行に行けるのを楽しみにしていたはず。
なによりも、「息子が産まれたから○○ができない」と思考停止したくない!と気持ちを改めて、楽しく旅行する方法を模索し始めました。
改めて整理してみると、私の旅行への不安は「息子の睡眠環境」が大部分を占めていることに気づきました。家には安全で息子が寝るのに慣れた寝室とベビーベッドがありますが、旅行先ではそうはいきません。
ベビーベッドを貸し出してくれるホテルもありますが、部屋がひとつであれば赤ちゃんが寝ている間は部屋を暗くしたり忍者のように動くことになります。一棟貸しのエアビーなどであれば寝室が複数ある場合もありますが、別の部屋で過ごすなら安全な寝床とモニターは必須です。
そんなことを色々と考えていくうちに、いっそどんな旅行先でも安心して滞在できる寝床セットを揃えてしまおう!と思い立ち、リサーチを経て寝床セットを完成させました。
そして、初めて息子と一緒に車で家族旅行に行ったのが首が座った生後3ヶ月頃。飛行機で帰省をしたのが生後6か月ごろ。この時の旅の詳細はこちらの記事に記載していますが、結果とても楽しく良い思い出になりました。
その後も帰省や旅行のたびに寝床セットを持参していますが、息子がよく寝てくれ起きている時はご機嫌なおかげで、赤ちゃん連れ旅行を100%楽しめていると感じています。夫も私も、この装備にめちゃくちゃ感謝しています。
今回は、そんな息子の旅行用寝床セットについてご紹介していこうと思います。
息子の安眠寝床セット|3つの必須グッズ
息子の旅行用寝床をつくるために欠かせないアイテムは、こちらの3つです。
私たちはいつも滞在先に到着すると、はじめに寝床を整えていつでも息子が眠れる状態を作っています。
- 遮光テント
インスタントの息子用寝室を作ります。(これがめちゃくちゃ良いです) - ベビーモニター
外からテントの中を見守ることができます。遮光テントを使う場合には必須アイテムです。 - スリーピングバッグ
自宅と同じ環境で「寝るモード」に入るために、いつも使っているものを持って行きます。
① 遮光テント
遮光テントは文字通り、キャンプなどでも使うテントと同じかたちです。子どもの寝床用につくられているため、通気性と遮光性のある生地が使われています。「子どもの寝床用テント」と言われてもイメージが付きにくいかと思うので、まずはこの商品の写真を見ていただくのが早いかもしれません。


なんとなくイメージが付きましたでしょうか?
実際に旅行に行ってみて、このテントが本当にいい仕事をしてくれます。ワンルームのお部屋でも部屋の隅にこのテントを組み立ててしまえば遮光もしてくれるので、お昼寝中や寝かしつけ後も部屋の電気をつけて過ごせます。
サイズは145×95cm、高さが135cm。
通常規格のベビーベッドよりは大きく、シングルサイズのベッドよりは小さいサイズ感です。ホテルなどで部屋に置けるかな?と迷ったときは、シングルの追加ベッドが置ける部屋かどうかを確認すると良いと思います。
そして組み立ては、ワンタッチテントと同じ仕組みです。
やり方さえわかっていれば、袋から出して設置するまで1分もかかりません。テントのつくりもしっかりしており、ぐらついたり不安定さを感じることはないため、安心して使用できます。
付属の収納袋に入れた時のサイズは70×20×20cmと、持ち運びにとってもコンパクト。
海外製品でレビューも海外の方のものしかなかったので持ち運び用の袋などの品質を心配していたのですが、全く問題ありません。つくりがしっかりしているので、肩にかけたりスーツケースの柄に掛けたりして運んでいます。
ベビー用の遮光テントは、実際に使ってみて「旅行に必携!」と思うNo1商品なのですが、日本ではまだまだポピュラーではありません。
私もいろいろな方法で調べて、Amazon.comでようやく日本へのShippingが可能な商品を見つけました。今回ご紹介したYAVILのベビー用遮光テントに関してはAmazon.comに日本語レビューは付いていないので、検討しても購入に足踏みしてしまう方もいらっしゃるかなと思います。
商品のより細かい説明はこちらの記事にまとめていますので、ご興味ある方の参考になればうれしいです。


② ベビーモニター
これは自宅でも必須のアイテムなのですが、わが家は旅行や帰省にもかならずベビーモニターを持参しています。使っているのはこちらのCubo ai。
各ご家庭の使い方次第だとは思いますが、わが家ではこちらのポイントに特に満足しています。
- 温度計湿度計つき
- ホワイトノイズが再生できる
- スマホで映像を見ることができる
- 24時間さかのぼって録画を確認できる
また、①でご紹介した遮光テントの上部には、ベビーモニター設置用のポケットが付いています。
外からチャックで開閉できるため電源コードは外に出すことができ、ポケット部分はビニール素材なのでモニターの映像を邪魔しません。ただし、ビニールを1枚通してモニターが撮影することになるため、普段より画質は悪くなります。
旅行の時は少しでも荷物を少なくしたいので、ベビーモニターを持参するだけで温度も湿度も確認でき、ホワイトノイズも再生できるのはありがたいです。映像はスマホで見るタイプなので、別で親用のモニターを持っていく必要もありません。
ホテルで夫と順番に温泉に行くときも、スマホでモニターが見れると「しっかり寝てるからゆっくり戻ろう」とか「お、起きちゃったからちょっと急ぐか!」など調整することができて地味に便利でした。笑
③ スリーピングバッグ
そして最後に、息子の安眠のために新生児期から絶対に欠かせなかったスリーピングバッグ。寝返り前はモロー反射を防いでくれるコクーンスワドルバッグ、寝返りをしてからはジャージースリーピングを愛用しています。
(ちなみにコクーンスワドルバッグの袖部分はボタンを外せば手が出せるようになっているので、急に寝返りをしても大丈夫です)
いつもと同じスリーピングバッグを着ると「寝る時間だ!」とすぐに分かるのか、息子は滞在先でも家と同じくらいの早さ(ベッドインしてから~10分)くらいで自然に眠りについています。
また、スリーピングバッグは大人で言う掛け布団と同じような役割なので、寝室の温度や季節ごとに種類を変える必要があります。春夏秋冬の息子のねんねの服装はこちらの記事にまとめていますので、よろしければ参考にしてください。


まとめ|子どもが小さくても、旅行は楽しめる!
今回は、息子のために整えた旅行用の寝床セットをご紹介してきました。
赤ちゃんのねんねは習慣化が大事、とよく言いますが、わが家でもそれを実感しています。いつも通りの暗さ、いつも通りのホワイトノイズ、いつも通りのスリーピングバッグ。これがあることによって、息子は家以外の場所でも安心して眠れているようです。
中でも遮光テントはあまり普及していませんしプラスの荷物にはなりますが、そのデメリットを補って余りあるパワーを発揮してくれています。本当におすすめです。これのおかげで、息子が産まれてからも快適にホテルのワンルームに泊まれています。
夫も「これは本当に買ってくれてよかった」と言ってくれますし、実家の両親からも「(帰省)初日からこんなに寝てすごいね!」との評判です。
私を同じように「子どもが小さい間も、旅行を目いっぱい楽しみたい!」と思っている皆さんに、この記事が届くことを祈っています。最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
関連記事|月齢別育児ログ
他にも、月齢ごとの合計睡眠時間やセルフ入眠率など育児データまとめ、毎月の補完食・離乳食のシリーズ投稿をしています。よろしければこちらも併せてご覧ください。
Instagramフォローで更新をお知らせ
最後まで読んでいただきありがとうございました!
息子の補完食ログは、月齢ごとに毎月更新していきます。よろしければInstagramをフォローして更新のお知らせをお待ちください。
\ 毎日の補完食や育児記録をリアルに発信中 /
@umo.familylog
コメント