0y2mのまとめ
生後2か月は、日中の遊びの幅が広がり夜間の睡眠時間がぐっと延びたひと月でした。
発達の状況としては動くものを追視するのが楽しいようで、引き続きメリーを見つめたり今月設置した鏡を見つめたりしてひとり遊びをしてくれる時間が増えました。まだ意図的にものに手を伸ばすことはできないようです。
うつ伏せ姿勢もずいぶん安定し、胸をかなり高い位置まで上げられるように。うつ伏せのまま並んで絵本を読んであげると、食い入るように見つめてくれます。絵本が好きなのか、4-5冊連続で読んでいても特に飽きている様子は見られません。
また夜間の睡眠に関して、19時過ぎの就寝から朝6-7時ごろまで、初めて夜通し寝をしてくれました。日中は活動時間を参考に寝床にベッドに連れていくと、スムーズに入眠してくれることもずいぶん増えてきました。
ただ、お昼寝は眠りが浅いようで入眠できても寝続けることができず、毎度15-30分で起きてしまい…。これが結構厄介で、短時間で起きてしまうと寝足りないのかぐずぐずしてしまうので再入眠を促すのですが、とにかく頻回なんですよね。息子が寝てもすぐに起きて再入眠のサポートをする必要があるので、落ち着いて何かをすることができず。お昼寝の短さに悩まされた期間でもありました。
1日のスケジュール
生後2か月の基本的なスケジュールはこちらです。
息子は統計的な活動時間よりも少し体力がありそうなので、活動時間は1時間15分くらいで設定しています。
ただし上述の通り1回のお昼寝がとても短かったので、お昼寝の時間はなるべく再入眠できるように促しつつ、しんどくなる前に早めにお昼寝を切り上げていました。その分、次のお昼寝開始時間で調整しようとしていましたが、上手くいく時も上手くいかない時もあり。毎日何かしらがずれ込むのでスケジュール通りには全然いかないのですが、あまり厳密になりすぎず気楽な気持ちで進めていました。

夜間授乳に関しては、起きて泣き声が聞こえたらまずモニターで5分ほど見守り、ミルクを準備して授乳、という流れで対応しています。泣き出してから授乳までに平均10分くらいかかるので、この間にもしも再入眠したらスキップしようと思っていますが、現状は9割方そのまま授乳しています。
また、朝方早めに起きて授乳した時には、起きた時間帯によってミルクを調整していました。
5時台に起きて授乳した場合は7時の授乳量を少し減らし、その後はスケジュール通り。6時台に起きて授乳した場合は、7時の授乳はスキップ。時間帯に関わらず、朝方の授乳の後はそのままベッドに戻して再入眠を促し、7時~7時半ごろ起こしています。
我が家では、このような一日のおおざっぱなスケジュールを冷蔵庫に貼りだしています。
特に睡眠時間はスケジュール通りにいかないことが多いのですが、ある程度ルーティンを決めておくと夫との分担もしやすく、行き違いによるモヤモヤも少なかったです。何より、私は完全に赤ちゃん任せで一日を過ごすというのが全く性に合わずソワソワしてしまうタイプだったので、自分で計画を立ててそれを少しずつ調整していくことでペースメイクをしています。
家族の睡眠に関する基本的な考え方やお昼寝/就寝前のルーティンなどは、こちらの記事に詳しく記載しています。
もしよろしければこちらもご一読ください。

データで見る0y2m
一日あたり合計睡眠時間
0y2mの1日あたり合計睡眠時間:平均 15.4 時間
└ 最大値:16.7 時間
└ 最小値:14.5 時間
振り返ると、このひと月は本当にしっかり寝ていました。
夜間起きることが減ったので夜間のトータル睡眠時間も増え、日中もこま切れですが頻回に昼寝をする生活でした。ただ日中は、長い時間続けて起きていることも寝ていることもないという印象。なので、合計睡眠時間の割に私は結構慌ただしく動き回っていました。

1日あたり平均授乳回数
0y2mの1日あたり平均授乳回数:平均 6.2 回
└ 夜間授乳回数:平均 0.6 回
2か月に入って、夜間の睡眠がさらにぐっと安定しました。2m14dで初めて、就寝の19時から朝6時まで夜通し寝。その翌日は7時までぐっすりで、泣き声で起きて時間を見てとても驚きました。
それからずっと夜通し寝が続いているわけではなく、3-5日ずつの周期で夜通し寝と3-5時頃の夜間授乳1回を行ったり来たりしています。月齢的にも息子が欲しがるならば夜間授乳が必要ですし、1回であれば夜間授乳もあまり負担に思っていないため、泣いて起きた時はすぐに授乳するようにしています。寝室遮光のおかげか、授乳後はスッと再入眠してくれるので助かっています。

※夜間:19-6時/日中:6-19時(ただし0y0mのみ、夜間:20-6時/日中:6-20時)
1回あたり平均連続睡眠時間
0y2mの夜間平均連続睡眠時間:平均 6.5 時間
0y2mの日中平均連続睡眠時間:平均 0.5 時間
授乳回数のところにも記載した通り、夜間はかなりまとまって眠れるようになってきたのを感じています。
こちらは数字にも表れていて、0y1mの4.1時間から一気に6.5時間へ。昼間は時間を決めて授乳、就寝後の夜間は起きて泣いたら授乳、を続けていたら自然と時間が延びていきました。
一方、日中のお昼寝はこま切れ睡眠が続いています。
0y0mの時は一度しっかり入眠すればベビーベッドでも2-3時間寝ることがあったのですが、0y1-2mは5-30分が基本でした。短すぎて寝足りずぐずぐずが多かったので、起きてもスッキリしていなさそうな時はベッドで再度寝かしつけ。ベッドで寝ることに慣れてほしかったので、声掛けしたりトントンしたり、ちょっと抱っこして再度ベッドに着地したり。
なんだかんだ、この再入眠の寝かしつけが精神的にも一番大変だったかもしれません。真っ暗の部屋で泣き声を聞きながらなので、気持ちが前向きになりづらくて。きっとその内、この状態も解消されるはず…と思いながら、夫とも協力しなんとか耐えていました。
ちなみに、上手く入眠できない時に抱っこで入眠し、そのままリビングで見守る前提でうつ伏せ着地をすると1-2時間続けて寝るため、疲れている時や寝かしつけ前からぐずっていて上手く入眠ができなそうなときは最初から抱っこして自分も一緒にウトウトしていました。
起きた時に腰やら肩やら身体中が痛くて少し後悔するのですが、早く泣き止んでほしい時やベッドまで連れて行くのも億劫な時もやっぱりあって。穏やかに一貫性のある子育てしたいとは思うのですが、なかなか難しいですね。

1日あたり日中の合計睡眠時間
0y2mの1日あたり日中の合計睡眠時間:平均 3.7 時間
└ 最大値:4.9 時間
└ 最小値:2.8 時間
日中の合計睡眠時間は0y1mから変わらず。
1日トータルの睡眠時間は上述の通り前の月より1時間ほど増えていたので、これはほぼ夜間の睡眠が増えたことによるものだったようです。

セルフ入眠率
0y2mの夜間セルフ入眠率:100 %
0y2mの日中セルフ入眠率:79 %
夜間の就寝に関しては、引き続きとても安定しています。就寝前のルーティンを終えると泣くこともなくベッドインし、短い時は即寝、長い時でも10分以内には入眠していきます。
息子は退院して初めて我が家で寝た夜から就寝時の入眠が得意だったので、運よく妊娠中から体内時計が整っていたのかなと思っています。
お昼寝も入眠はとてもスムーズになってきました。活動時間を目安にベッドインすると、抱っこからの着地で少しフニャフニャ言うことはありますが、ご機嫌な時はそのまま10分以内に寝てくれることが多いです。
失敗しがちなのは17時前後の夕寝と、不機嫌な時。特にベッドイン前からご機嫌斜めなときは、着地の瞬間から強く泣いてしまうことが多くそのまま落ち着けず眠れません。こういう時は声掛け→トントン→抱っこで落ち着かせてから再度着地を試みていますが、前述の通りこのフローが結構疲れるので、難しい時はすぐに抱っこ寝に切り替えています。

※ベッドに置いたら自然に入眠できることを「セルフ入眠」と呼んでいます。こちらは自宅で寝た時のみ集計対象としており、外出中の抱っこ紐、ベビーカー、チャイルドシートでの睡眠は集計対象外です
※0y0mのお昼寝はとても不規則で記録する気力がなかったため、日中のセルフ入眠率のデータはありません
1日あたり平均授乳量/排泄回数
0y2mの1日あたり平均授乳量:平均 802 ml
0y2mの1日あたり平均排泄回数:(小)平均 5.8 回/(大)平均 1.7 回
1日トータルの授乳量は前の月より少し減りました。
これまで息子は準備したら準備した分だけミルクを飲んでくれており、満腹で途中で飲むのをやめるというようなことはほぼなかったのですが、最近「もういらないよー」と手で哺乳瓶を振り払うようなしぐさをすることが出てきました。気になって調べてみると、これは赤ちゃんの満腹中枢が発達したことによる正常な変化のようです。
体重増加や排泄回数は問題なさそうだったので、息子がストップをかけたらそこでミルク終了!とすることにして様子を見ていました。


0y2m 主な出来事
まだまだ寝ている時間が長いので平日は家で過ごすことが多いのですが、夫の手も借りれる週末は外出することも増えてきました。車で行くショッピングモールやベビーカー散歩のついでに行ける広々としたカフェなど、ベビーフレンドリーな場所を探して訪れています。店員さんも赤ちゃんの受け入れに慣れている場合が多く、とてもありがたいです。
- アクリルミラー設置(2m9d)
- 寝室遮光完了(2m14d)
- 初めての夜通し寝(2m14d)
- 夜間おむつ替え卒業(2m14d)
- ベビーカーでカフェデビュー(2m16d)
- 予防接種1回目(2m17d)
- 託児所付き美容院デビュー(2m27d)
- ショッピングモールデビュー(2m29d)
今月の出来事を、いくつかピックアップして振り返ります。
アクリルミラー設置(2m9d)
息子を抱っこして家の中をふらついていると、洗面所の鏡に興味を持っていることがわかりました。じっと自分の顔を見つめたり、鏡越しにこちらを見て笑いかけてくれたり、とってもかわいい!
普段息子はリビングにプレイマットやヨガマットを敷いてゴロゴロさせているのですが、その周辺には息子が見れる鏡がないため、簡単に設置できて安全な貼り付け式のアクリルミラーを購入しました。
息子は、毎日30分以上は鏡の方を見て遊んでいます。自分を見つめている時もあれば、おもちゃが転がるのをまじまじと見つめていたり、とにかく飽きることなく遊んでくれているので設置してよかったです。
本体がとても軽いので、テープで貼り付けても落ちてくる不安感はなく、安定しています。付属のテープを使ってもいいと思いますし、3Mなどの剥がせるタブテープを使えばさらに安心かも。
寝室遮光完了&初めての夜通し寝(2m14d)
これまでは遮光カーテンで息子の寝室の遮光をしていたのですが、隙間から結構な量の光が漏れてしまっていました。ちょうど日の出の時間が早まる季節だったこともあってか、息子が朝方5時台に目が覚めて再入眠できないことがあり、少し遮光を強化してみることにしました。
遮光フィルムでの寝室遮光に関しては、こちらの記事に詳細をまとめてみました。遮光はしたいけど実際にどんなやり方があって何をすればいいのかよくわからない…という方は、ぜひ参考にしていただければうれしいです。

そして、(息子は毎日すくすく成長中なのでこの遮光だけが理由かは全く分かりませんが、)ちょうどタイミングよく遮光したその夜に夜通し寝をしてくれました。我が家は就寝が19時すぎで朝6時まで寝てくれたので、11時間連続睡眠をしてくれたことになります。朝起きて夫も私もびっくりしましたが、朝起きた息子はすごい笑顔で元気いっぱい。結局授乳も11時間半くらい間隔が空きましたが、体調には特に問題なさそうでした。
さらにその翌日は朝7時に私がセットしているアラームが鳴り、起こしに行くまで熟睡。
その後、数日ずつの周期で夜通し寝と3-5時台に1度起きて授乳を繰り返しています。
我が家は①ベッドに置いたら自然に入眠できること、②昼も夜も満足するまでしっかり寝続けられること、の2点ができるといいなと思っており、今のところ夜通し寝は「息子が無理なくできるなら親もうれしいね」という気持ちです。月齢的にもお腹が空いているなら授乳することを優先したいので、夜間に起きた時はすぐにミルクをあげるようにしています。
このため、現在夜間授乳回数は0-1回で安定している状況です。
予防接種1回目(2m17d)
初回の予防接種へ行ってきました。五種混合、小児肺炎球菌、B型肝炎、ロタウイルスの4種類です。
電話予約をして向かい、ミルクのタイミングも調整して万全!と思っていましたが、息子は診察室に入ってから終始ギャン泣きでした。大人でも注射の針が入るのは快適ではないので、人生初めてなら泣いちゃいますよね。
それでも小児科医の先生はさすがで、少しも嫌な顔をせず色々と息子に話しかけながら太ももへの注射3種類(右足2本、左足1本)とシロップ状の経口ワクチン1種類、しっかり投与していただきました。
息子がお世話になった小児科医院では、予防接種の直前直後30分はミルクNGと電話で伺いました。家から小児科までは歩いて10分くらい。このため、家でミルクを飲んでから、ゆったり歩きで小児科へ向かいました。
着いてすぐにワクチンを打つわけではなく30分程度の待ち時間があったので、今後も出発直前にミルクを飲んでいくスケジュールでちょうど良さそうです。
ロタウイルスワクチンはロタリックスとロタテックの2種類を自由に選べましたが、我が家はロタリックスを選びました。違いは一応調べたのですが、正直どちらでもよいかなと…。念のため、こちらにまとめておきますね。
ロタリックス | ロタテック | |
接種回数 | 2回 | 3回 |
血清型 | 1価 | 5価 |
いくつか違いはあるものの、大きな違いは上記の2点だと理解しています。
1つ目は、接種回数です。ロタリックスは2回接種なのに対し、ロタテックは3回。とはいえ、生後2か月以降数か月はどちらにしろ何かしらの予防接種で小児科医院へ行くため、通院頻度的には特に問題にならないと思います。後はロタウイルスのワクチンが息子の身体に合わず、副反応が強く出た場合には接種を途中で中止する可能性ももちろんあると思うので、途中で接種中止になる可能性がロタリックスの方が半分少ない、というところでしょうか。おそらく発生する確率はとっても低いと思います。
2つ目は、血清型です。2種類のワクチンはそれぞれ、弱毒化したロタウイルスからつくられているそうなのですが、ロタリックスは1種類のウイルス、ロタテックは5種類のウイルスからつくられています。これだけを聞くとロタテックの5価の方が予防の有効性が高いように感じますが、交差免疫という「すでに免疫を持っている病原体に似た別の病原体に対しても、ヒトの免疫反応は働く」という現象があるため、ロタリックスでも同じ効果が得られるとのこと。
上記を踏まえて、我が家はロタリックスにしました。
また、予防接種を機に初めて小児科医院に行ったのですが、小児科選びは①家から近いこと、②車でも通院できること、③必要な診療科目が揃っていること、を重視して選びました。体調が悪い時や注射をする時に慣れていない場所へ行って場所見知りをしてしまうとしんどいと思うので、小児科はなるべくずっと同じところへ通い続けられるといいなと思っていたためです。
通い続けるための条件を考えた時に、遠くより近くがいいだろうし、車で行ける方がどんなコンディションでも通院できるだろうし、予防接種や発熱対応などひと通りの診療科目を網羅していないといけないな、ということで絞り込んでいきました。
0y3mに向けて
息子が産まれてから毎日、昼も夜も無我夢中で過ごしてきたように思いますが、夜間については生後2か月でかなり落ち着いてきた実感があります。特に寝かしつけ後19時過ぎから就寝する22時半ごろは、ゆったりとした大人の時間を楽しむことができています。
今、息子は日付が変わるまではほぼ100%寝ていてくれているので、夫とふたりで撮りためていたドラマを観たり、Switchをしたり、自宅でできるリアル脱出ゲームを解いたり。いつ起きてしまうかとビクビクして過ごしていた初めの頃とは、心の余裕が全く違います。
夫と一緒に夜の時間を楽しむことは、この先もずっと続けていければいいなと思っています。
また、息子はそろそろ首が座りそうな様子で、だいぶ身体がしっかりしてきました。
生後3か月には実家への帰省で初めての旅行を予定していて、長時間のお出かけにもチャレンジしたいと思っています。色々と不安はあるものの、できる限りしっかり準備をして、家族3人での楽しい思い出を増やしていくことが次のひと月の目標です。
長い育児ログを、ここまで読んでいただきありがとうございました。
関連記事として、家族の睡眠のために低月齢(0y0-4m)の間にやったことは、こちらにまとめています。ご興味がありましたら、ぜひこちらもご覧ください。


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