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【ブログ紹介】UMO Lifestyle について

ブログ紹介/UMO Lifestyleについて

この記事では…
理系管理職ワーママUMOの自己紹介、ブログをはじめた背景と、どんな方に向けてどんな想いで書いているのかをお伝えします

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自己紹介

はじめまして、2024年に第1子となる男の子を出産した理系ワーママ(ワーママは予定)のUMOです。
現在東京の某地域で、生後3か月になったばかりの息子を自宅保育中。楽しいことが大好きでちょっと日本語に厳しめなアクティブ文系夫と、慣れない3人家族での暮らしを楽しもうと奮闘しています。

ちなみに、夫も私も両親は遠方住まいで、私は実母がすでに亡くなっていることもあり里帰りはせず、退院初日から基本的には3人で過ごしています。夫ははじめの数週間、育休を取得していました。

出産と育児で変わった生活

この3か月は自分のこれまでの人生が180度変わった!と感じた期間でした。
出産から3か月経ち、ようやく毎日息子を「かわいい!」と思えるような余裕が出てきましたが、特に初めの1か月半は何をするにも余裕が持てず。失ったものやできなくなったことにばかり目が行ってしまい、とても楽しみにしていたはずの息子との時間も、思うように楽しめない日々が続いていました。

夫はいつも同じ目線で考えてくれるし、息子もとってもかわいい。それなのにこんな風に思ってしまうなんて、私は母親になるにはまだまだ未熟だったのか?なんてことをぐるぐる考えながら、ひたすらオムツを替え哺乳瓶を洗って消毒し、グズる息子の泣き声にイライラしたり悲しくなったり。
絶対に口には出さないし、冷静によくよく考えたらそんなことはないのだけれど、衝動的に夫と2人の自由な生活に戻りたいと思った瞬間も何度もありました

出産までの歩み

夫とは結婚して10年になります。
元々仕事が好きで、特に30歳を超えてからは仕事で管理職として組織のマネジメントを任せてもらい、国内外の出張や経営陣とのコミュニケーションなど分かりやすいやりがいを感じながら毎日を過ごしていました。お休みには夫や友人と一緒に色々なところへ旅行へ行ったり、大好きなスポーツを楽しんだり、趣味とスキル開発を兼ねて英語を特訓したり。今思えば全てのリソースを自分に投下できるとっても贅沢な時間だったのだなぁと実感しています。
そうして歳を重ねる中で自然と子どもを育てる人生を歩んでみたいと思うようになり、夫とも相談しながらありがたいことに息子を授かりました。

妊娠期間中は、子どもが産まれて新しく始まる生活にとにかく常にワクワクしていました。どんなことでも細かく調査して知って整理計画したい!という性格なので、育児に関係する本も何冊も読み、学んだことを夫に楽しく説明していました。悪阻で体調が悪くても花粉症なのに薬が飲めなくて体調が悪くても、なんだかんだ根っこの部分はとっても明るく過ごしていたように思います。
一方、マネジメントポジションのリソースが仕事を一定期間休むというのはすごく大変なことなのだということも改めて学びました。毎日採用選考に奔走してもなかなか後任が決まらなかったり、お休み前でもどんどん責任ある仕事が増えて行ったり、「本当にお休みに入れるのか?」という不安感で疲弊し、周りに迷惑をかけていることへの罪悪感を感じ。また、産休育休を取得するという経験を通して、人事労務の仕事を担ってくれている人たちをはじめとするバックオフィス業務と、そもそも企業というものに所属していることのありがたさを改めて学ぶことができました。

そして、ついに出産。
産まれたての息子は、今思い出しても本当にいとおしい瞬間でした。こんなに大きいものが自分から出てきたのか!鼻からスイカとはこのことか!という驚きを感じつつ、待ち望んだ赤ちゃんと会えたことがとにかくうれしかったです。

出産後実感した「異変」

出産後、夫と息子との3人時間を過ごしてひと段落し、入院する自室に戻り、麻酔が切れたところでやっと自分の身体の異変に気づきました。

  • お腹もお股もめちゃくちゃ痛い(ロキソニン必須)
  • 息子は産んだはずなのにお腹は(しぼんだものの)全然へこんでいないし体重もほとんど減ってない
  • 悪露と呼ばれる生理よりも多量の出血が常にポタポタ続く(1-2か月続くとのこと)
  • 胸が熱くて張って痛い(母乳が出る前兆とのこと)
  • 疲れているはずなのになぜか目がギンギンで寝られない


妊娠後期、お腹が大きすぎて動きにくいし寝にくいし、もう早く産んで楽になりたいー!とトンチンカンにも思っていましたが、産んだ後の方がずっと身体がしんどかったです。
そして、当たり前ですがそこから365日24時間エンドレスの育児プロジェクトがスタート。分かっていたはずなのに、実際その時になると「ついにこの世界に来てしまった」「もう後戻りできない」と何とも言えない不安な気持ちになりました。

考えてみると、これまで私が一生懸命やってきた仕事やスポーツや勉強はだいたいすべて、終わりの目標がありました。仕事だったらプロジェクトごと、スポーツなら大会ごと、勉強ならテストなど。どれもどんなに長くても数年単位でした。しかも今の時代、基本的にどんなことにもたくさんのお休みや逃げの選択肢がありますが、子育てには(かなり重篤な状況でない限り)ない
全て当たり前のことだし、その事実を教えてくれるようなコンテンツも今はたくさんありますしアクセスできます。それでも、自分が体験して初めて本当の意味で子育てと向き合うことを知った気がします。

毎日増えていくしんどいこと

その後も、おそらく多くのお母さんたちが通るマイナートラブルなのですが、自分の中ではつらいと感じてしまう出来事がボロボロとありました。

  • 上手に息子に母乳をあげられない
  • 眠くてギャン泣きしている息子を寝かせてあげられない(ので自分も寝れずしんどい)
  • 自分の身体が常にどこかしら炎症していて熱っぽい(主に胸やお股)
  • 普段温厚な夫が息子にイライラする姿を見て(自分のことは棚に上げて)なんだか悲しい
  • 息子の声や動きの小さな音に反応してしまい夜まったく寝られない
  • 沐浴やお風呂は毎回ギャン泣きで夜な夜なハウツー動画を見漁るけど改善しない


すべて、予想も覚悟もできたことだと改めて思うのですが、その時々にはそんな風に考えられず。
仕事でピープルマネジメントを経験したことで、自分の感情の処理の仕方や言語化の方法、突発的な状況への対処をある程度学んだ気持ちでいましたが、これはまた別種の新しく知る世界でした。人によって感じ方に大きな差がある部分ではあると思うのですが、夫と私にとっては「仕事より何倍も育児がしんどい」と感じることが多く、そのことを夜な夜なよく話していました。

前向きになれた2つの気づき

我が家にとって、そんな産後の状況を好転させた気づきがこの2つでした。

  • 毎日新しい工夫をして「自分たちにとっての小さなプラスの変化を増やす」こと

    例えば、親子同室でどうしても夜寝られなかった時。メリットやデメリットをたくさん調べて悩んで準備の上、親子別室を選択しました。結果的に、我が家ではこれによって息子も夫も私も睡眠時間が劇的に増え安定することになり、日中の笑顔が100倍増しになりました。課題解決のために夫と感情や状況を共有したり、情報収集して解決への計画を立てる過程は自分の性格と合っていて、前向きな気持ちで向き合うことができました。

  • 家事育児以外にも「自分が熱中できることに没頭する時間をつくる」こと

    例えば、寝かしつけ後の夜の自由時間。はじめのころは夫も私もひたすらスマホをいじっていました。私は子育て関連のインスタを流し見していて、夫はスマホゲーム。正直、お互いそれ以外に何かをするような気力がなかったということもありますが、せっかくの自由時間も何だか無為に過ごしてしまったような気がして、楽しみ切れていなかったように思います。今は、自宅でできるリアル脱出ゲーム本にハマっており、余裕のある夜は夫とウンウン言いながら解き進めています。子育て以外の共通の話題も増え頭の体操にもなり、コスパも最高です。

この2つを毎日意識的に行動に移したことで、気持ちの余裕が少しずつ出てきました。ただ時間が過ぎるに任せることももちろん必要だと思うですが、気持ちを奮い立たせて少しだけ気合いを入れていまあるものを改善したり家事育児以外のことに打ち込むことで、改めて「母としての自分」だけでなく自分自身を大切にできている気がしました。

自分の経験を発信する理由

家庭のことは各家庭の価値観が色濃く反映されますし、正しいも間違いも全くない領域だと思います。
ただ、例えば親子別室の場合、あまり大声で外に発信できない日本の文化的な背景を感じることもあり、情報収集をしていた時の体験談の数も少なかったように思います。私はそんな中でも発信してくださっている方の情報を、くまなく読んで参考にさせていただきながら自分たち流にカスタマイズを重ねて日々過ごしています。勇気を持って、自分の時間を使って、丁寧に発信してくださる方に、本当に感謝しています

そんな経験を経て、私も自分や我が家の経験を、勇気を持って丁寧に発信してみようと思いました。
これからもたくさんの壁を感じることがあると思いますが、なるべくフラットに、前向きな気持ちで向き合って自分にとっての小さなTipsを見つけていければと思います。


願わくばこの発信が、せっかくの素敵な日々を楽しんで過ごしたいと願う方に届きますように。ご自身にとって、ご自身のご家族にとっての小さなプラスを増やしたいと考える方の気分を上向きにする一助になりますように。
そう思って更新していきます。

長い文章を最後まで読んでいただきありがとうございました。UMOでした。

ブログ紹介/UMO Lifestyleについて

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この記事を書いた人

理系管理職ワーママ。2024年に第1子の男の子を出産。楽しいことが大好きでちょっと日本語に厳しめなアクティブ文系夫と息子と3人暮らし。凝り性でリサーチと分析が大好きな性質を生かして、日々の生活を「より気楽に」「より素敵に」するtipsを発信しています。

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